API REST関連用語

関連用語


API(Application Programming Interface)

APIとは、あるコンピュータプログラム(ソフトウェア)の機能や管理するデータなどを、外部の他のプログラムから呼び出して利用するための手順やデータ形式などを定めた規約のこと。
個々のソフトウェアの開発者が毎回すべての機能をゼロから開発するのは困難で無駄が多いため、多くのソフトウェアが共通して利用する機能は、OSやミドルウェアなどの形でまとめて提供されている。そのような汎用的な機能を呼び出して利用するための手続きを定めたものがAPIで、個々の開発者はAPIに従って機能を呼び出す短いプログラムを記述するだけで、自分でプログラミングすることなくその機能を利用したソフトウェアを作成することができる。

APIとは、アプリケーションプログラムインターフェイスの略語で、プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数等の集合の事を指す。ソフトウェア開発の際、いちから全てを作るより、APIを利用すればもともとあるプログラムを呼び出して、その機能を組み込んだソフトウェアを開発することができる。

システム開発をする際にプログラムをパーツ化して再利用できるようにするSOA(サービス指向アーキテクチャ)も似たような考え方といえるが、システム内での利用にとどまらず、外部ネットワークからモバイル機器を通して、システム機能を呼び出して利用する仕組みとしてAPIは適している。


REST(Representational State Transfer)

「セッションなどの状態管理を行わない(やり取りされる情報はそれ自体で完結して解釈することができる)」(Webシステムでは、HTTP自体にはセッション管理の機構はない)、「情報を操作する命令の体系が予め定義・共有されている」(WebシステムではHTTPのGETやPOSTなどに相当)、「すべての情報は汎用的な構文で一意に識別される」(URLやURIに相当)、「情報の内部に、別の情報や(その情報の別の)状態へのリンクを含めることができる(ハイパーメディア的な書式で情報を表現する)」(HTMLやXMLに相当)

<参考> わかりやすくまとまっている。

URLとURI
URLとURIは何が違うの? どちらが正しい呼び方? | 編集長ブログ―安田英久 | Web担当者Forum